ドラマ【踊る大捜査線】最終回ネタバレ!あらすじを完全解説!!
第11話「青島刑事よ永遠に」
俺は青島俊作。あの日のことは、今でも鮮明に覚えている。俺たちにとって忘れられない一日だった。
真下が犯人に撃たれて意識不明の重体になった時は、本当に胸が締め付けられた。
俺達所轄が今やるべきことは検問と、そして真下の体を貫通した銃弾を大雨の中を探すこと!
その時袴田課長から拳銃携帯命令が出たと。
一旦署に戻ると室井さんたち本庁のお偉方がやってきた。
室井「全面的に私が指揮を取る。もう誰にも何も言わせない」静かな闘志が俺にもわかった。
真下の父親である第一方面本部長が見舞いに来た。真下とは似ても似つかない厳めしい顔つきだったが、息子を案じる父親の顔は同じだった。
そして、安西らしき男を見かけたという情報。
俺は迷わずすみれさんと共に現場に急行した。
本来は捜査本部に情報をあげてから向かうべきだったが、体が勝手に動いていたんだ。
そこで安西と鉢合わせになった時の緊張感は今でも忘れられない。
周りの人がどうなろうが関係ない安西は店の中で発砲してきた。
俺は無我夢中で発砲したが、安西は逃げおおせてしまった。
あの時、もう少し冷静に対応できていれば…と今でも後悔している。
その発砲が問題になって、俺は拘束されかけた。警察官として、市民の安全を守るために行動したのに、なぜ罰せられなきゃいけないんだ?
そう思いながらも、組織の規則に従わざるを得ない状況に歯がゆさを感じていた。
そんな時、室井さんが俺を助けてくれた。
室井さんは
「青島巡査部長の発砲は許されない。私が処分します。」
と、お偉方の前から俺を連れ出してくれて、本当に感謝している。2人で捜査だ!
あのときの室井さんの機転は俺の真似をしてくれたらしい。室井さん、無茶苦茶汗かいていたよな。
後で聞いたんだけど、本庁のお偉方に辞表を出し、体を張ってくれた神田署長たちスリーアミーゴス!
「うちは放任がモットーでして」
「やらせてやってくれませんか」
とお偉方に言ってくれたそうだ!涙がでてきたぜ!!
俺のアイデアで東京拘置所に向かい、山部に接見したのは賭けだった。
2話で爆弾椅子を送りつけてきたやつだ。
でも、その賭けは見事に当たった。安西が現れる店の情報を入手できたんだ。
店のオーナーは警察の張り込みを認めなかった。そこで室井さんはこの店を警視庁で買い取る!とまで言ってくれたんだ。
警視庁が本当に買ったのかは定かではないんだけど。
あの瞬間、俺たちは追い詰めたって確信した。
その店で待機している間の緊張感は今でも鮮明に覚えている。そして、ついに安西が姿を現した瞬間、胸の鼓動が激しくなるのを感じた。
室井さんの「確保!」という力強い号令が響き渡った時、俺たちの長い戦いがついに終わるんだと実感した。
安西を署に連行して、和久さんが事情聴取してくれた。
和久さんは今日で定年だったけど、最後の仕事として見事にやってのけてくれた。
そして、和久さんが俺に全てを託して去っていく姿を見た時、言葉では言い表せない感動と責任感を感じたよ。
「こいつがいる限り警察は死なねぇ」って言葉、一生忘れないぜ。
査問会では、俺と室井さんの処分が決まった。
室井さんは訓告、俺は降格。室井さんは怒っていたけど、俺は「あんたは上にいろ。俺は下で頑張る。自分と同じ気持ちの人が上にいるからやっていける」
階段の上の室井さんと階段の下の俺。階級は違うがお互いの敬礼には間違いなく絆があるんだ。
意識不明中でも雪乃さんの手を握って離さなかった真下が無事回復したって聞いた時は本当に嬉しかった。
あいつがいないと、署の雰囲気が全然違うからな。
真下が復帰初日に「あれ、先輩は?」
すみれ「やってるよ、警官」
すみれさん、大好きだ!
そして、派出所勤務になった。
男の子が拾った100円玉を届けてくれた。
俺は正直なその子に、超法規的措置っていうんだ、と言ってその100円玉を渡してあげた。
その後には吉田のおばあちゃんが顔を出してくれた。
ベンチに座り、銃撃戦の話や、おばあちゃんがくれたお守りで命を救われたことを話した。おばあちゃん驚いたり、拍手してくれたり。
湾岸署での仕事は忘れられない思い出になった。
あ、ちなみに吉田のおばあちゃんは、この1年後に誘拐される吉田副総監のお母さんなんだよね。
副総監無事で良かった!
そして和久さんは警察学校の教官に。
雪乃さんを鍛えてるんだろうなあ。
ドラマ【踊る大捜査線】最終回ネタバレ!エピソード
「踊る大捜査線」!この伝説的なドラマを語らずして日本のテレビドラマは語れないです!
まず、青島俊作!織田裕二さん演じるこの熱血刑事の魅力ったらないでしょ?
元サラリーマンという異色の経歴を持つ彼が、理想と現実の狭間で葛藤しながら成長していく姿に、どれだけ胸を熱くしたことか。
あの「発砲シーン」!ルールを破ってでも守るべきものを守る姿勢に、涙なしには見られませんでした。
そして室井慎次!
柳葉敏郎さんの冷徹な演技がハマりすぎてて鳥肌モノ。最初は敵対していた青島との関係が徐々に変化していく様子が素晴らしかった。「確保!」のあのシーン、今でも胸が熱くなります!
いかりや長介さん演じる和久平八郎。この渋いベテラン刑事の存在感
「正しいことをしたければ偉くなれ」っていうセリフ、本当に名言ですよね。警察組織の現実と理想を体現したような存在で、ドラマに重みを与えてくれました。
恩田すみれ、真下正義、柏木雪乃。
深津絵里さん、ユースケ・サンタマリアさん、水野美紀さんの演技が光っていました。特に雪乃の成長ストーリー、被害者から警察官になるっていう設定が秀逸でしたね。
そして忘れちゃいけないのが、あの「スリーアミーゴス」!神田署長、秋山副署長、袴田刑事課長のコミカルな掛け合いが、重厚なストーリーの中での絶妙なスパイスになってました。
音楽も最高!オープニングの「Rhythm And Police」、エンディングの「Love Somebody」。これらの曲を聴くだけで、あの頃の興奮が蘇ってきます。
「踊る大捜査線」は単なる刑事ドラマじゃない。警察組織の実態、人間ドラマ、社会派要素、コメディ要素まで、全てが絶妙なバランスで融合した傑作なんです。このドラマがあったからこそ、その後の日本の刑事ドラマの形が変わったと言っても過言ではありません。
最終回の視聴率が20%を超えて映画化が決まったっていうエピソードも、このドラマの魅力を物語ってますよね。そして映画版も大ヒット。「踊る」ワールドがどんどん広がっていく様子を見守れたのは、ファンとして本当に幸せでした。
「踊る大捜査線」は終わっても、私たちの心の中で踊り続けています。青島、室井、すみれ、真下、雪乃、和久さん…。あの湾岸署の仲間たちは、永遠に私たちの憧れであり、勇気の源なんです!
と思ったら、踊るシリーズ復活!!
楽しみです。
踊る大捜査線ネタバレ第1話サラリーマン刑事と最初の難事件
俺の名は青島俊作、29歳。
サラリーマンから警察官になり、そして今日、ついに念願の刑事になった。湾岸署に配属された俺は、胸を躍らせながら出勤したんだ。
でも、その高揚感も束の間。いきなり殺人事件が発生して、現実に引き戻された。
誰もいない捜査課。事件発生のスピーカーに俺は急いでパトカーを手配した。
そうしたら受付に、課長の印鑑をもらってきてください!だと。役所みたいな対応をされた。
あっ、警察署も役所か。
所轄と警視庁の違い、つまり「支店」と「本店」の違いを思い知らされたのもこの日だった。
俺は室井さんって凄腕刑事の運転手として、被害者男性の娘の雪乃さんに会うことになった。
彼女は悲しみのあまり言葉を失っていて、その姿に胸が締め付けられた。
でも、室井さんときたら、事件解決を最優先にする冷徹な態度。俺は戸惑いを隠せなかったよ。
「捜査に協力するのは市民の義務だ」なんて言葉を吐く室井さんを見て、これが本当のプロなのかと考えさせられた。
翌日、まさかの展開。犯人が自首してきたんだ。しかも、前日俺が取り調べた会社員だったんだぜ。
一瞬、サラリーマン時代と変わらない日常に嫌気が差しかけた。
でも、この経験が俺の中で何かを変えたんだ。刑事としてのやる気が、少しずつ芽生え始めたんだ。
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