【ブラックペアン】ネタバレ！シーズン2スタート！第１話あらすじだぜ！
天城雪彦の視点からネタバレを紹介するぞ！
俺は天城雪彦。世間じゃ天才外科医なんて呼ばれてるが、自分では悪魔だと思ってる。なぜって？この手で人の命を弄ぶからさ。でも、それが俺のやり方なんだ。
オーストラリアのゴールドコーストで働いていた俺のもとに、ある日、日本から世良って医者がやってきた。若くて真面目そうなヤツだ。俺に手紙を渡そうとしたけど、正直興味なんてなかった。日本に戻るつもりなんて毛頭ないからな。ここでの自由な生活が気に入ってるんだ。
そんな折、韓国人の母子が俺を訪ねてきた。母親の手術を頼まれたが、俺には条件がある。カジノでの賭けだ。なんでって？俺のオペは完璧だ。だが、患者の運も必要なんだよ。人生そのものが賭けなんだからな。彼らは最初の賭けに負けて、諦めかけた。
ところがだ。その母親が驚くべき執念を見せたんだ。全財産を賭けて、もう一度チャレンジしてきやがった。その姿を見て、俺の心が震えた。そうだ、これこそが人間の本質だ。命を賭けてでも生きようとする、その執念こそが俺の琴線に触れるんだ。
手術室では、いつものように神業とも呼べる手術をこなした。世良は目を丸くして驚いていたが、俺にとってはこれが日常茶飯事さ。オペは芸術なんだ。繊細で大胆で、そして美しい。髪の毛よりも細い血管を縫い合わせる瞬間、俺は至高の喜びを感じる。これこそが、俺が生きる理由だ。
手術が無事に終わり、世良がまた日本行きを持ちかけてきた。あの真摯な眼差しに、少し心が揺らいだ。そこで俺は思い付いた。もう一度、運命に身を委ねてみようって。ルーレットを回したら、前代未聞の結果が出たんだ。ゼロ。これは何かの啓示かもしれない。
こうして俺は日本行きを決意した。東城大学病院の新しい心臓外科センターの長に推挙されるらしい。裏で糸を引いているのは佐伯って男のようだ。どんな野望を持っているのか、楽しみだな。
日本に向かう飛行機の中で、俺は昔のことを思い出していた。幼い頃の記憶。誰かと手をつないでいた温もり。それが何なのか、まだ分からない。でも、きっと俺の中の何かが、日本に呼び戻されているんだ。
さあ、日本でどんな「芸術」を披露することになるのか。どんな命と出会い、どんな賭けをすることになるのか。俺の新たな物語の幕が今、上がろうとしている。この手で、医療の世界に革命を起こしてやる。そして、自分の過去の謎も解き明かす。
俺は天城雪彦。天才外科医であり、悪魔。そして、芸術家だ。日本よ、覚悟しろ。俺が来たからには、もう後には引けないぜ。命を賭けた熱いショーの始まりだ！
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