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道長の語り【光る君へネタバレ31話】あらすじ解説2024年8月18日【第三十一回】月の下で今夜放送です!!

光る君へ

藤原道長の語りで光る君へネタバレなしの31話あらすじ解説

目次

藤原道長の語りで【光る君へネタバレなしの31話】あらすじ

第三十一回

あの日、まひろの屋敷を訪ねた。藤原道長としては、どうしても「カササギ語り」を手に入れたいと思っていた。もしその物語が面白ければ、中宮・藤原彰子に献上し、彼女の寂しい心を慰めたいと考えていたからだ。しかし、まひろは「カササギ語り」が燃えてしまい、もう存在しないと言う。彼女にもう一度書き直してほしいと頼んだが、まひろはそれを断り、燃えたということは残すに値しないものだったからだと主張した。

やむを得ず、今度は彰子のために新しい物語を書いてほしいと頼んだ。彰子が寂しさに耐えている中、何とかして慰めたいと思っていたのだ。しかし、まひろはすぐに承諾することはなく、自分なりに考えた後で答えを出すと言った。

その後、私の嫡男・頼通が元服し、正五位下の位を得たことを知った源明子が、彼女の息子たちにも頼通に負けない地位を与えてほしいと私に頼んできた。明子は、私が彼女の血筋を軽んじていると感じ、不満を露わにした。私は、内裏で子どもたちが競い合うようなことがあってはならないと彼女に諭したが、それでも明子は不満を抱えていた。

そんな中、まひろは自分の道を見つけたようだった。彼女は、あかねから『枕草子』の写本を借りた後、ききょうはききょうらしい『枕草子』を書き、あかねはあかねらしい歌を詠んでいると感じた。それならば、自分も自分らしい物語を書こうと決心したようだ。

彼女がその決心を固めた後、私に良質な紙を手配してほしいと頼んできた。私は百舌彦と従者を連れて、彼女のために越前の美しい紙を届けに行った。まひろはこの贈り物に感謝し、良い物語を書き上げると約束してくれた。

まもなく、まひろは物語を書き上げたと私に知らせてきた。再び彼女の屋敷を訪ね、物語を読んでみると、笑いを交えながら楽しく読むことができた。しかし、まひろは何か違和感を覚えたようで、不満を表に出した。

彼女は、物語が中宮様に喜ばれるかどうか疑問を感じていたのだ。実は、私はこの物語を帝に献上したいと思っていた。まひろにはそのことを隠していたが、彼女にはすぐに見抜かれてしまった。私は正直に打ち明け、まひろに別の物語を書くことを頼んだ。

まひろは再び筆を執り、今度は一条天皇の姿を描くために私から話を聞き出した。彼女は天皇が亡き定子に囚われ続けていることを知り、天皇もまた人間であることを理解した。そして、彼女は生身の天皇の姿を捉えた物語を書き上げた。

最終的に、その物語を帝に献上することとなったが、私は不安を抱えていた。物語が帝の機嫌を損ねるかもしれないという懸念があったからだ。しかし、まひろは覚悟を決めており、その物語が受け入れられなければ、この仕事はここまでだと宣言した。

帝がその物語を手に取った時、物語の中には亡き定子と一条天皇を思わせる人物たちが描かれていた。物語が進むにつれて、帝の心にも変化が現れるのではないかと、私は密かに期待していた。

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