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リーリーとシンシンの中国返還。シャオシャオとレイレイは日本に残ります!

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パンダファンの悲しみと希望: リーリーとシンシンの中国返還

私たち上野動物園のパンダファンにとって、信じがたいニュースが飛び込んできました。愛するリーリーとシンシンが中国に返還されるというのです。この2頭は、私たちにとって単なる動物園の展示動物ではありません。彼らは東京の、いや日本の宝物なのです。

突然の別れ

リーリー(オス、19歳)とシンシン(メス、19歳)。この2頭が日本にやってきたのは2011年2月のこと。あれから13年以上の月日が流れ、2頭は私たちの生活の一部となりました。毎週末、彼らの姿を見るために上野動物園に通い詰めた日々が懐かしく思い出されます。

そんな2頭が、早ければ9月にも中国に帰ってしまうのです。なんて残酷なんでしょう。でも、よく考えてみれば、これは彼らのためなのかもしれません。

健康上の理由

リーリーとシンシンは昨年秋から高血圧の症状が出ていたそうです。動物園のスタッフは懸命に治療を続けてきましたが、中国の専門施設でさらに適切な治療を受けられる可能性があるのです。

パンダの年齢は人間の3倍に相当するといいます。つまり、2頭は人間でいえば57歳。確かに高齢といえる年齢です。愛する者の健康のためなら、別れを受け入れるしかありません。

思い出の数々

リーリーとシンシンが来日してから、私たちはどれだけ多くの喜びをもらったことでしょう。特に忘れられないのは、2017年6月12日。シンシンが赤ちゃんパンダ、シャンシャンを出産した日です。その後も2021年6月23日には双子のシャオシャオとレイレイが誕生。パンダファミリーの誕生と成長を見守れたことは、かけがえのない思い出となりました。

残される希望

リーリーとシンシンが去っても、私たちにはまだ希望があります。シャオシャオ(オス、3歳)とレイレイ(メス、3歳)が上野動物園に残るのです。彼らは、リーリーとシンシンの愛の結晶。親の意志を受け継ぎ、日中友好の象徴として活躍してくれることでしょう。

さよならではなく、またね

リーリーとシンシン、13年間本当にありがとう。君たちが中国で元気に暮らせることを心から願っています。そして、いつの日か、また会える日が来ることを夢見ています。

私たちパンダファンは、これからもシャオシャオとレイレイを応援し続けます。そして、リーリーとシンシンの中国での様子を、遠く離れた日本からずっと見守り続けるのです。

さようなら。でも、さよならじゃない。またね、リーリー、シンシン。健康で幸せな余生を!

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