【天城雪彦の語り】ブラックペアンシーズン2ネタバレ。第6話のあらすじを最終回まで解説！2024年8月18日放送

2024年8月19日2024年8月20日

ブラックペアンシーズン2少しだけネタバレです。第６話のあらすじを最終回まで解説！2024年8月4日放送します

1話1分で読める！ブラックペアン1あらすじを振り返る。全話解説。ブラックペアン2放送記念。

ブラックペアンシーズン2ネタバレ。第6話のあらすじ

まずは５話を振り返ろう！

医療の真髄が問われる。維新大の最新AI手術など所詮は機械だ。韓国の実業家・木崎から50億円のオペ依頼が来たが、俺の手術は芸術だ。美女・ソヒョンが手術を止めるよう懇願してきたが、決意は揺るがない。木崎の裏の顔が明らかになり、事態は急転直下。それでも俺の手術に影響はない。この天城雪彦が最高の手術を見せよう。医療とは人の命を救うこと、それだけだ！

そして、第6話だ！！

僕、天城は外科医だ。最近、猫田という研修医が配属されてきた。彼女は優秀だが、やや自信過剰な面もある。そんな彼女と、ある重要な手術を共に担当することになった。

手術当日、猫田は初めて「医師」としてメスを握った。最初は緊張していたが、彼女の目つきが変わる瞬間を見逃さなかった。まるで別人のように冷静で的確な判断を下し始めたのだ。私は彼女のその変化に、かつての自分の姿を重ね合わせていた。

手術は難航したが、私と猫田の息の合った連携で乗り切ることができた。彼女の冷静沈着な判断と、私の経験を組み合わせることで、見事に成功させることができたのだ。手術後、彼女の目に宿る自信と充実感を見て、私は密かに誇らしく思った。

そして時は流れ、猫田は海外の病院へ医師として派遣されることになった。私は彼女を見送るため、空港まで来ている。去り際、猫田は「私は悪魔のような医者を目指します」と誓った。その言葉に、私は思わず「楽しみにしてるよ」と返してしまった。その瞬間、私の口調は普段の軽やかさを失い、まるで別人のように厳しく冷たいものになっていた。

猫田の表情が一瞬凍りついたのを見て、私はハッとした。すぐさま「お世話になりました！」と、いつもの調子で頭を下げたが、彼女の驚いた顔が印象的だった。彼女の目には、私の正体について何かを悟ったような光が宿っていたように思う。

この一連の出来事で、私の正体について様々な憶測が飛び交っているようだ。「やっぱり天城は渡海先生？」「最後のニノの豹変ぶりに痺れた」「これは天城＝渡海説の匂わせでは？」など、興味深い反応が聞こえてくる。

確かに、私には隠していた過去がある。かつて「渡海征司郎」という名で、悪魔的な外科医として名を馳せていた時期があった。しかし、ある事件をきっかけに姿を消し、「天城」として新たな人生を歩み始めたのだ。猫田との関わりを通じて、私は過去の自分を思い出し、時に素の自分が顔を覗かせてしまうことがあった。

真相はともかく、猫田の今後の活躍を楽しみにしている。彼女なら、きっと素晴らしい医師になるだろう。そして、いつの日か彼女が真の「悪魔のような医者」として成長し、再び私の前に現れる日が来ることを、密かに期待している。その時、私たちはどんな会話を交わすのだろうか。その日を、私は静かに、そして少し切ない気持ちで待っている。